第31回堺ミーティングのご報告
第31回 堺ミーティング
日時:2025年6月27日(金) 18:30~20:30
会場:堺市立健康福祉プラザ2階 理学療法室とzoom配信(ハイブリッド形式)
内容:地域の重度重複障害者の方々の生活と支援者を支えるための取り組み
講演者:社会福祉法人 堺あけぼの福祉会 理学療法士 瀬戸和隆 さま
上記日程、テーマで、第31回堺ミーティングを対面とzoom配信のハイブリッド形式で開催しました。参加人数は、対面24名、zoom配信14名の合計38名でした。参加者の内訳は、医師・看護師・セラピスト・生活支援員・事業所管理者・保育士・行政関係者・相談員など、様々な領域で重度障害児者の暮らしをサポートする多職種の参加がありました。
今回の堺ミーティングは、瀬戸様から生活介護事業所で重度重複障害者の生活を支えるためセラピストとしてできること、日々行っていることについてお話いただきました。ライフステージごとの福祉の焦点や障害者の主体性や権利をどう考えるか、さらに堺あけぼの福祉会で導入している様々な機器についてスライドや動画を交えての説明はセラピストが何を考え支援に携わっているか、よくわかるものでした。
生活を支えるとは「その人らしさを大事にする支援」だという話があり、スライドで見せていただいたあけぼののご利用者はリハビリを行いながら皆さん活き活きとした表情をされていたのが印象的でした。リハビリというのは命を守る・健康を守る・毎日の生活を支えるという役割があるということを再認識でき、終了後のアンケートからもそのことを読み取ることができました。さらに今回の話を聞いて他事業所間での連携を取りたいと感じた方が多かったことも印象的でした。
今後とも、当事者が安心して楽しく過ごすことができるよう、各施設間で必要な情報を共有できるきっかけ作り、関係性作りとして堺ミーティングの場が活用されていくよう取り組んでいきたいと考えています。
最後に、ベルデさかいの地域支援センターの活動報告と今後の事業方針の説明をさせて頂きました。今後もベルデさかいの地域支援事業は、理念や指針に則り、地域の各事業所との連携を重視しながら進めてまいります。今後ともよろしくお願いいたします
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。