日時:2024年2月16日(金) 18:30~20:30
会場:堺市立健康福祉プラザ 3階 大研修室 とzoom配信(ハイブリッド形式)
内容:情報交換会 「みんなでたくさんいろいろなことを話しましょう 其の弐」
上記日程、テーマで、第28回堺ミーティングを、対面とzoom配信のハイブリッド形式で開催しました。参加人数は、対面21名、zoom配信16名の合計37名でした。参加者の内訳は、医師・看護師・セラピスト・生活支援員・事業所管理者・教員・保育士・行政関係者・相談員など、様々な領域で重度障害児者の暮らしをサポートする多職種の参加がありました。
今回の堺ミーティングは、前回に引き続き、現場で起こる色々な事象や課題などについて、情報共有、情報交換を行いながら、各事業所の横のつながりを深めることを目標にしました。
話題提供として、下記の2ヶ所の事業所からご報告をいただきました。
まず、生活介護事業所の紬あけぼのの松本晃典支援員様より、「事業所内のヒヤリハットと事故」をテーマにご報告いただきました。紬あけぼので起こったヒヤリハット、事故の事例を紹介していただき、職員間での情報共有の仕組みや再発防止に向けた取り組みについて説明して頂きました。
次に、訪問看護ステーションAILEの看護師の幸川瑞穂様と理学療法士の横川恵美様から、「訪問看護・リハビリでの現状と課題」についてご報告いただきました。訪問時の駐車スペースや、居宅環境、ご家族とのコミュニケーション、行政との連携など、事例をふまえてそれぞれの課題について説明して頂きました。
この二つの話題提供を受けて、対面、ZOOMでそれぞれグループディスカッションを行い、情報を交換し、話し合った内容を発表しました。
紬あけぼのの「ヒヤリハットと事故」の話題提供からは、ヒヤリハットや事故がタイムリーに現場の全職員で情報共有され、防止策や対応策を検討することの重要性を再認識しました。
訪問看護ステーションAILEの「訪問看護・リハビリでの現状と課題」の話題提供からは、まずはご利用者およびご家族との信頼関係を築き、そこから事業所や行政とのつながりを作り、ネットワークで支援することの大切さを改めて感じました。
ディスカッションの中では、話題提供で出された課題に関連して、各施設が抱える課題や取り組みが紹介され、情報交換が活発に行われました。話し合いを通して、事業所を超えた職員同士のつながりが生まれたことも、今回の堺ミーティングの成果だと思います。
最後に、ベルデさかいの地域支援センターの活動報告と今後の事業方針の説明をさせて頂きました。これまで事業所への地域支援事業はセラピストが主でしたが、今後は医師、看護師も含めて広く医療面の支援を実施したいと考えております。今後もベルデさかいの地域支援事業は、理念や指針にのっとり、地域の各事業所との連携を重視しながら進めてまいります。今後ともよろしくお願いいたします
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。